フリーランスSEになるには?年収や仕事内容・注意点を解説!|
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フリーランスSEになるには?年収や仕事内容・注意点を解説!

システムエンジニア(SE)としてフリーランスになるためには、特定のプログラミング言語を使ってシステムを作るスキルが必要です。システムを開発するための要件定義、システム分析、設計、プログラミング、テスト業務、保守といった、SEとしての業務をこなさなければなりません。

フリーランスSEになって羽ばたきたいという思いはあっても、本当に大丈夫だろうかと二の足を踏む方も多いでしょう。数年間SEとして企業に勤めるなどしてある程度の経験を積んだSEが、フリーランスとして独立するためにはどうすればよいのでしょうか。

 

この記事ではフリーランスSEになる方法にくわえて、フリーランスになるメリットとデメリットにもそれぞれスポットを当てていきます。さらに、フリーランスとして成功するためにできることや、実際の仕事内容を想定した注意点も解説していきたいと思います。

 


 

フリーランスSEはどんな働き方がある?

SEはクライアントのシステムにかかわる業務です。そのため、たとえフリーランスでも、かならずしも自分の好きな場所や時間帯で自由に働けるわけではありません。フリーランスのSEは、大きく分けて2つの働き方があります。


■業務委託先への出向型

SEとして業務委託先に赴いて先方の技術者などと一緒に仕事をするのが、出向型とよばれる働き方です。業務委託では特定の業務を委託され、契約期間内に作業をおこない、完遂するまで働くことになります。出向型の仕事の場合、クライアント指定の現場で作業することになりますが、クライアントに雇用されているわけではなく、また派遣社員という立場とも違います。しかし同じ現場にいることで他の技術者とのコミュニケーションが容易になりますので、そこから得られる情報を加味してシステムを設計したり、修正したりということがやりやすくなるというメリットがあります。

 

こうした点を踏まえると、フリーランスSEの第一歩として選択するのであれば、まずは出向型をおすすめします。これまでSEとしてさまざまなスキルアップをしてきたとしても、独立するとなると経験不足な分野もでてくるでしょう。出向型は、クライアントの企業に赴き多様な業務内容を通して、経験を蓄積しながら仕事をしていくことができるので、SEとしての経験不足や弱点を補うのに向いています。

 

また出向型はエージェントを介し月収として契約することもできるので、キャッシュフローが安定するというメリットもあります。クライアントの立場でも、引き続き慣れた人に来てもらいたいということも多いので、再契約も得やすいでしょう。セキュリティの観点からデータを外部に持ち出して仕事をして欲しくないというクライアントもいますが、出向型であればそのような外部に持ち出す必要がないので、仕事の幅も広がるでしょう。後述する在宅型のフリーランスではジョインが難しいようなプロジェクトにかかわることもできるかもしれません。

 

■自宅や好きな場所でできる在宅型

フリーランスSEのもう1つの働き方として、在宅型という働き方があります。クライアントから請け負った仕事を指定期日までに納品することで対価をもらう働き方です。基本的には自宅や事務所、またレンタルオフィスや、カフェなどの好きな場所で仕事ができます。

 

とはいえクライアントのシステムを扱う場合、在宅のみで作業が完結するわけではなく、クライアントの指定の場所にてヒアリングやテストにおこなったりする必要がある場面もでてきます。クライアントの現場で仕事する際は限られた作業時間内で進めていかなければなりませんが、慣れない環境の中でもしっかりと結果を出していくことが求められます。

 

在宅型のよい点は、出社してやらざるをえない作業以外は、自由に自分の落ち着く環境で作業できるという点です。また出向型の場合は1つ以上の案件を同時に受けることはなかなか難しいかもしれませんが、在宅型であれば自分自身をマネージメントできれば複数案件を同時並行して受注することが可能であるということもメリットです。

 

ただしSEとしての下積み時代から在宅でリモートワークをおこなってきた経験がない限り、いきなり在宅型からスタートするのは難しいかもしれません。自分のスキルや、スタイル、通勤可能圏かどうかなどを複合的に考えて、十分に検討することをおすすめします。

 

フリーランスSEのメリット・デメリット

さて、ここからは出向型、在宅型を問わず、フリーランスSE全般の話を進めていきたいと思います。フリーランスSEはどのようなメリットとデメリットがあるのか、もう少し具体的にみていきましょう。フリーランスになってから「こんなにデメリットがあったのか」ということにならないためにも、特にデメリットの部分はより詳細にお伝えしておきたいと思います。

 

■フリーランスSEで働くメリット

まずメリットとして大きな割合を占めるのが、仕事に対する達成感ややりがいでしょう。

フリーランスは自分を信頼して仕事を託してくれたクライアントにこたえるべく、自分のもつあらゆるスキルを駆使して仕事をします。仕事を終えてクライアントから感謝されたり、認められたり、難しい案件を解決したりしたときは、特に達成感を味わうことができます。

 

くわえて、報酬が会社に属しているときよりもアップすることが多いです。経済産業省によると(※

)会社員のSEの平均年収は、およそ600万円です。

一方、フリーランスSEの場合、言語にもよりますが単価(65万円)を単純に12ヶ月換算すると、780万円と多くなります。このように年収アップが見込めるのはフリーランスSEのメリットでしょう。

※経済産業省 「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」(P6)

https://www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf


さらに、自分の身の丈にあった規模の仕事や得意な分野に特化した仕事だけを受けるといったことができるのも、フリーランスSEのメリットです。高報酬な仕事は責任も重くなりますし、1つの案件にかかわる時間が長くなります。もちろん、そんな仕事こそ積極的に請け負っていきたいという方もいるでしょうが、オーバーワークにならない程度に、ちょうどよい分量の仕事をセレクトしていきたい方もいるでしょう。このように自分なりの働き方が実現できるのがフリーランスSEの魅力の1つです。

 

また、フリーランスSEは会社組織で仕事するときのように仕事の姿勢やモチベーションなどの異なる人たちとずっと一緒に仕事をするわけではありません。そのため、対人関係のストレスが少なくなるという点もメリットです。実際会社員としてSEの仕事をしていると、仕事内容そのものよりも人間関係に疲れてしまうことも多いのではないでしょうか。

フリーランスSEの場合、契約期間が切れる、または請け負った業務が完了すれば、別の人間関係の中で別の仕事をすることになります。不必要な会合に参加することや、付き合いで食事や飲み会に行く機会もかなり少なくなりますので、その分の時間をスキルアップなど自分にとって有益なことをするため使うことができます。自身の向上や次の仕事につながるような相手に絞って交流することで、質のよい人間関係を構築することができます。

 

■フリーランスSEで働くデメリット

フリーランスSEとして働くデメリットは、その責任の重さです。フリーランスは自分のスキルを信じて仕事をするわけですが、完ぺきな人はいません。時にミスをすることもあるでしょう。それが重大な損害へと発展した際は、責任の所在が自分にある場合は自分で対応しなくてはなりません。場合によっては法的な問題につながるケースもありますから、契約書を交わす際やプロジェクトの進め方においても、リスクを視野に入れておく必要があります。

 

また自分以外にその仕事にかかわっている人がいない場合は、例えば突然の病気やけがなどで仕事ができなくなった際にどうするかなどについても、リスクヘッジを考えておく必要があります。例えば在宅型であれば、大きな案件は別のフリーランスのSEとチームを組んで仕事をすることによって、自分の身に何かあっても可能な限りクライアントに迷惑をかけないように対策できると思います。そのためにも、契約の内容は自分以外の誰かに仕事をゆだねることが可能であるようにしておくとよいでしょう。報酬に関しても、不測の事態に対応できるように少し余裕をもたせておくことは大切です。

 

デメリットの2つ目は報酬面の問題です。これはSEに限らず、フリーランス共通のデメリットといえます。

フリーランスとして駆け出しのころは、いくら請求すればよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。特に仕事がないときは、次いつ仕事が入るかわからない金銭面に対する不安から、安い報酬で仕事を請けてしまうということもあります。

しかしながら潜在的なコストなどを見誤って安く見積もってしまうと、後で請求する際に採算が合わなくなるなど、苦い経験をすることになるかもしれません。場当たり的な仕事をするのではなく、経営面の観点から、安定化を目指し、しっかりと方向性を定めておきたいものです。

 

くわえて、年収がすべて手取りとなるわけではないことも覚えておく必要があります。フリーランスSEとしての仕事には経費がかかります。パソコンや周辺機器などの備品や消耗品のほか、通信費や交通費もかかりますし、事務所を借りれば家賃も必要になります。また、所得税や住民税、国民健康保険などの支出も発生します。

税金などの金額は3月の確定申告に決まるので、翌年の税金などを見越して経費の増減を調整しておくためにも、経理事務はきちんとおこなう必要があります。経理事務が苦手な人にとっては、この事務作業の煩雑さもデメリットになるでしょう。

 

そのほかフリーランスSEのデメリットとして、仕事の忙しさで新しい情報やスキルを取り入れる時間がないということも挙げられます。嬉しい悲鳴のように聞こえますが、過去の経験に頼りきった仕事ばかりをしていると、いつしか新しいスキルについていけなくなってしまうかもしれません。忙しい中でも少しずつでも新しい情報を取り入れ、スキル面での投資を怠ることがないように気をつけましょう。

 

 

フリーランスでもSEを成功させるには?

前段で述べたとおり、フリーランスのデメリットは責任の問題や報酬、経営、経理に関する事柄、自分のスキルアップなどが挙げられます。これらは事前にしっかりと対策を講じ、未然に防ぐようにしましょう。

 

では、ここからはフリーランスSEとしてどうすれば成功していくことができるのかについて解説していきます。

 

■【自身の強み】をもつこと

フリーランスSEの場合、仕事をおこなううえでアピールポイントとなる自分自身の強みがないと成功することは難しいです。

クライアントサイドはあなた個人を信頼し、予算を割き、基幹システムを託すことになります。クライアントに「この人なら大丈夫」という確信を強くもってもらえれば、より長期的な成功が期待できるでしょう。

 

では、どんな強みをもっているとよいのでしょうか。

1つ例として挙げるとすれば、クライアント目線の問題解決能力はクライアントに喜ばれます。クライアントが抱えている悩みをうまく汲み取り、どうすれば解決できるかを提示できる能力のことです。

いわれたことしかしないSEと、より自分たち目線に立って仕事をしてくれるSEであれば、クライアントからみてどちらを好評価したいと思うでしょう。おそらく後者ではないでしょうか。

もちろん、できることとできないことを伝えることは大切ですが、それでもクライアントが望むことを達成してあげたいという姿勢は、喜ばれます。会社組織に属しているSEはいろいろな制約があるためクライアント目線に立って仕事をすることが難しいケースが多いので、このクライアント視点の問題解決能力はぜひ自分の強みとして売り出していきましょう。

 

■自身で成長し続けること

問題解決力を身につけるためにも、自分自身で成長し続ける必要があります。国内外の大手IT企業などが発信する動向には敏感であり続けましょう。IT業界誌や業界の情報サイトを定期的にチェックしておくのはもちろん大事ですが、そのうえでさらにおすすめしたいのは、海外のSEが集うフォーラムなどにも目を向けておくことです。

たいていは海外のほうが日本よりも先にハードウェアがリリースされたり、プログラミング言語のバージョンアップがされたりします。プラグインやオープンソースのコードを開示することも海外の方が積極的ですので、より早く取り入れていくことで成長し続けることができます。

 

またオンプレミスからクラウドへのシフトが進むなど、技術革新が日進月歩で進んでいます。新しいスキルを積極的に学び取り入れることで、幅広い分野の仕事を請け負うことができるようになるでしょう。

ただしむやみになんにでも飛びつくというのではなく、自分のもっているスキルに何をくわえるとよいのか、長期的な動向も考えながら計画的に成長を続けていくことを考えるとよいでしょう。

 

■基本的なビジネスマナーが身についている

ビジネスマナーが身についているかどうかも大切な要素です。会社組織であれば上司や同僚が、注意してくれることがあるかもしれませんが、フリーランスの場合は、自分で気をつけていかなければなりません。

 

特に気をつけたい点として真っ先に挙げておきたいのは、外見的なマナーです。服装や装飾品、名刺入れやバッグなどに清潔感があったり、ちょっとお洒落なファッションセンスがあったりすると、信頼度や好感度が上がります。他の人を不快な気持ちにさせないのはもちろんのことですが、そこから一歩進んで外見の印象を高めるものにする努力と投資は、フリーランスとして外せません。

 

くわえてIT関連の仕事をしている人はデジタルデバイスに注目がいきやすいです。Windows派にせよ、Mac派にせよ、あまり古い端末を使っていると、それだけで「ちょっと大丈夫かな」と不安に感じさせるかもしれません。何でも新しければよいということではありませんが、どんなにスキルがあっても、まずはクライアントへの印象をよいものにしなければ仕事につながらないので、気を配りましょう。

 

そのほか気をつけるビジネスマナーとしては、メールの発信の仕方も重要です。短すぎず、長すぎず、まとまりのある文書を心がけ、気づかいや感謝なども忘れずに伝えましょう。

打ち合わせなどの時間を守ることや、滞在時間などにも注意を払うことが大切です。特に在宅型のフリーランスがときどきクライアントを訪問する際は、セキュリティの関係上、社内の担当者を拘束することになります。クライアントへ出向いて仕事するときは、いつもみられていることを意識して、仕事するようにしましょう。

 

最後にビジネスマナーとしては基本的ですが、大切な点をお伝えします。それは「報告・連絡・相談」です。これをしっかりおこなうことで、問題を未然に防ぎ、相手の信頼を勝ち得ることができます。

大切なコミュニケーションのやり取りの際は、口頭でもメールなどの文章でも、5W1Hを含む簡潔な文章を使うように心がけましょう。

 

■「営業力」「交渉力」を身につける

フリーランスSEとしての、成功のカギは、「営業力」と「交渉力」にあります。案件の受注を勝ち取るということは、スポーツでたとえるなら点を取るということです。点を取らなければ、どんなにいいプレーをしても、勝てません。そのため、成約してもらえるような「営業力」と「交渉力」を身につけることが大切です。

まず営業力の一歩として、とにかく自身ができることを、クライアントにアピールしましょう。フリーランスの場合、営業する商品は自分自身になりますので、自分にどれだけのことができるのかを示す必要があります。

 

交渉力に関連しては、クライアントと交渉を開始する前に、あらかじめ自分の中で落とし所を作っておくことが大切です。選択肢を複数もっていなければ、交渉することはできません。

例えば、Aという機能をつけてもつけなくても実務的には変わらない場合、値下げ交渉されると心理的に断りづらいかもしれませんが、そこで容易に値下げしてしまうとクライアントに価格交渉ができるという弱みを見せてしまうことになります。

そこであらかじめ、機能はAよりは劣るが価格が低いB機能の見積もりも用意しておき、値下げ交渉の際に提示するのです。そのうえでAにするかBにするかをクライアントに決めてもらえば、Bを選ばれたとしてもただ値下げするよりは高い価格で成約となる可能性が高まりますし、場合によってはAを選んでもらえるかもしれません。

 

なお、ときどき営業につながると考えてウェブサイトやブログ、プログラムコードの公開などで自分の技術力のアピールに力を注ぐ人もいますが、そのやり方には注意が必要です。すべてが悪いというわけではありませんが、それらは基本的に同業者や関連業者が情報収集するためにみていることが多く、肝心のクライアントはあまりみていないということが多いです。

もしそのような媒体を営業に活用したいのであれば、どうすれば自分の顧客層に訴えるものとなるのかを考えて作成しましょう。

 

また、たとえ自分の中で確固たる正解を持ち合わせていたとしても、時には周りに合わせて折れることも大切です。他の人の意見にもよく耳を傾け、独りよがりにならないように気をつけましょう。普段から他の人を尊重するような姿勢を取っていると、結果的に交渉がよい方向につながりやすくなります。

 

これらの「交渉力」は契約受注の場面に限らず、例えば自分の提案した事柄をクライアントや他のエンジニアに伝えて提案を通していくようなケースにおいても有用な能力です。自分がやりたいことを、その理由と共に簡潔明快に伝えることができれば、意見も採用されやすいでしょう。

 

 

■ 体調管理はしっかりと!

成功するための秘訣としてもっとも基本かつ重要なのが健康管理です。SEの仕事は座りながらパソコンに向かう時間が長くなります。長時間同じ姿勢で作業することにより、肩こり、眼精疲労、頭痛、不眠などに悩まされることもあります。徹夜やオーバーワークなどの無理を繰り返していれば、健康に悪影響なのはいうまでもありません。

 

会社組織であれば、会社には社員に健康診断を受けさせる法的義務があり、また労働時間の管理により長時間労働に対する配慮などをしてくれますが、フリーランスの場合は基本的にすべて自己管理が原則です。長期的に仕事を続けたいのであれば、運動、食事、睡眠のバランスに気を配り、人並み以上に健康維持を心がけていきましょう。

 

わたしの体験からのアドバイスとなりますが、運動は走るよりも背筋を意識して歩くほうがよい気がします。また週に一度、水泳をしていたときは体調が良かったのでおすすめです。体幹を意識したトレーニングも、継続するとよいと思います。

 

食事については、SEの作業自体あまりエネルギーを使いませんので、カロリー過多にならないように量を少なめを心がけましょう。その分、栄養価の高い質のよい食材を厳選して食べるほうがよいと思います。また、特に仕事中は喉が渇かなくても水分摂取を積極的にするようにしましょう。ただし、コーヒーなどカフェインの取りすぎには注意が必要です。アルコールも、適度にしておいたほうがよいでしょう。

 

睡眠はなるべく規則正しく取るようにしましょう。どうしても夜中まで作業するのであれば、次の日は遅く起きるなどして、睡眠時間そのものを削ることがないように調整しましょう。体が硬くなっていると入眠しにくいので、ストレッチで使っていない筋肉を伸ばしたり、ほぐしたりする習慣をつけましょう。また寝室の照明を明るすぎないようにしたり、エッセンシャルオイルなどを使ったりして、リラックスする工夫なども取り入れるとよいでしょう。

 

他にも、机の高さや、椅子の高さや材質などにこだわって長時間作業しやすいものを揃えたり、モニターのサイズや距離なども疲れない位置に調整したりといったことにも気をつけましょう。キーボードやマウスは、エルゴノミクス(人間工学)を取り入れた疲れにくいものを揃えるのもおすすめです。

 

このように、フリーランスとして歩むのであれば、自分の体調管理にはこれまで以上に注意を払うようにしましょう。

 

■ゴールを設定する

最後にぜひおすすめしたいのが、あらかじめフリーランスSEとして、目指すべきゴールを設定しておくことです。フリーランスになるのはなぜかという理由も含め、その目的と達成すべき目標を明確にしておくとよいでしょう。

例えば何年後かに自分が叶えたいことを実現するためとか、最終的には起業してシステム開発やアプリ開発をする会社を立ち上げたいとか、あるいは家族との時間を取り分けるため、といったように、なんのためにフリーランスになるのかをよく考えてまとめておきましょう。それがしっかり定まっていれば、それを現実的に達成するためのプロセスも見えてきます。

自分が考える成功とは何か、どの時点で、どうなっていることが成功なのか、そうなっていないとすればどうするのかを、あらかじめ具体的に描いておくとよいでしょう。

 

フリーランスSEの仕事の探し方は?

冒頭で述べたとおり、フリーランスSEとしての第一歩は出向型がおすすめです。出向型の仕事を探すには、マッチングサイトに登録するのがよいでしょう。マッチングサイトにはそれぞれ特徴がありますが、案件数の多い比較的メジャーなものに登録するほうが安心です。

 

マッチングサイトでは、どのような案件が紹介されているかを実際にみて、自分に合っているかどうかを確かめながら仕事を探していくことができます。自分に自信のある方であれば、高単価の大きな案件を扱っているところにエントリーするとよいでしょう。また、まずは小さな案件の比較的短期間のものを数多くこなしていき、実力と経験を蓄えていくというやり方もよいでしょう。

マッチングサイトに登録すると、後日マッチングカウンセラーがヒアリングしてくれます。その際に自分のしたいことを伝えておくと、的確なアドバイスがもらえたり、より条件の合う案件を紹介してもらえたりしますので、ぜひ活用していきましょう。

 

そのほかの方法として、地域に特化した情報サイトを探して問い合わせてみるのもよいでしょう。特に地方では、官民合同で地域のIT人材の育成や誘致を目指しているようなところもあります。Uターン、Iターン、Jターンを対象に優遇している場合もありますので、それらの優遇措置があるかどうかも確認しておくとよいでしょう。

 

在宅型で探す場合は、地道に営業をして仕事を探すという方法が長期的にみてよいでしょう。

例えばIT関連の仕事では、出入り業者がクライアントからSEを探して欲しいといわれている場合があります。そのような出入り業者に対して営業し、クライアントを紹介してもらうというケースもあります。また、通常の求人情報でSEの仕事を募集していることもあるので、在宅として仕事を受けられるかどうかを問い合わせるのも有効です。

 

また、クラウドソーシングサービスなどに登録するという方法もありますが、よい仕事を成約するまでには何度も不成立を経験することもあり得るということを、あらかじめ理解しておくことは大切です。クラウドソーシングの成功事例として紹介されているような案件を成約するまでには、長い時間がかかる場合があるということは覚えておきましょう。

 

いずれの方法を選ぶにせよ、良質な仕事を探し出せるかどうかは長期的な成功と密接に関係していますので、慎重に決定し、フリーランスSEとしての確固としたポジションを確立していきましょう。


この記事を書いた人

プロフィール

執筆者プロフィール:ウェブクリエイター 代表 江藤 義也(えとう よしや)

1971年生まれ。2002年10月よりウェブクリエイターとして、ウェブ制作、基幹システムやECサイト、各種業務システムの設計・開発・導入などを担当。プロジェクトマネージャーとして、多くのプロジェクトを担当。2010年7月に、フィルタリング推進機関に登録され、総務省主催の、インターネット利用の安心安全の分野の講演活動を取り組む。2019年に、ネット広告の方法に関する特許取得。ITコンサルタントして、中小企業の経営改革やシステム開発を手がけている。

 

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