フリーランスのフロントエンドエンジニアはいくら稼げる?気になる年収と高額案件の探し方とは|
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フリーランスのフロントエンドエンジニアはいくら稼げる?気になる年収と高額案件の探し方とは

フロントエンドエンジニアは、プロジェクトマネージャーや、バックフロントエンジニアなど、他のメンバーとチームを組んで、共同で働くことが多い職種です。フロントエンジニアとも呼ばれます。フロントエンドエンジニアがフリーランスとして成功するためには、どんなことに気をつければよいのでしょうか。その仕事内容や気になる年収、スキル、実際の現場で役立つ情報を分かりやすく解説していきたいと思います。



フロントエンドエンジニアとはどんな仕事内容?

フロントエンドエンジニアが担当するのは、システムの中でもユーザーが操作する部分です。パソコンやスマートフォンの画面や、それに付随する機能の部分を扱います。たとえばサーバーのデータベースから画面上の検索窓にIDを入力すると氏名や住所の情報が出たり、日付を入れると関連する履歴が出たりする仕組みがあるとします。データベースの処理をする部分はバックエンドエンジニアが担当します。フロントエンドエンジニアは検索窓のレイアウトや、進む・戻るアイコン、検索の絞り込みをかけるアイコン部分など、ユーザーが実際に操作するページの部分を構築します。とくにたくさんの機能を実装する場合には、CMSやCSS、JavaScriptやPHPなどの知識を用いてコーディングします。


クライアントはシステムをすでにもっているか、新規でシステム開発をしているかのいずれかが多いでしょう。すでにシステムをもっている場合は、「入力をしにくい」「ボタンが分かりにくい」などのUI(ユーザーインタフェース)に課題を抱えているかもしれません。フロントエンドエンジニアは、UIにどのような機能があるとよいか、あるいはないほうがよいかなど、課題やニーズをよく汲み取って設計していきます。また、そのUIユーザーインターフェースの設計とサーバーなどのバックエンド部分が、どのように連携されるとよいかなどもよく理解した上で、どの技術を用いるのがよいかも検討しながら開発していきます。


ときにはシステム側のデータベースに含まれないものでも、バックエンドエンジニアと連携を取り対処していきます。たとえば、検索に曖昧検索や絞り込み機能を入れたり、郵便番号を入れると自動的に住所を反映させたりというように、よりユーザーが使いやすいようにしていきます。

また細かな点ですが、フォントやアイコンなどもユーザーのターゲット層を考えた上で、ユーザーが分かりやすいものを使うように工夫していきます。使用するカラーや、バナーやボタンなどの配置も、視認性などを考えます。


実際の構築作業の際には、商用利用が可能なプラグインやアドイン、コードセットが開示されているものもありますので、それらを用途に合わせて取り入れていくこともあります。その場合もやはりバックエンドのシステムとの連携が大切です。新しい技術を入れ込むことで、システム全体のパフォーマンスが落ちることがないようにしなければならないからです。

また、クラウドベースのシステムであれば、インターネット環境によってはレスポンスが悪いということも起こりえます。その場合、より効率のよいプログラミングをし、テストを繰り返すことにより、ユーザーが快適にシステムを操作できるように工夫してくのが、フロントエンドエンジニアの仕事です。


フリーランスのフロントエンドエンジニアの年収は?

それでは、気になるフリーランスのフロントエンドエンジニアの年収はどれくらいなのでしょうか。会社員のフロントエンドエンジニアと比較してみましょう。


■企業のフロントエンドエンジニアの年収

まず企業で働く会社員のフロントエンドエンジニアの場合、年収は600万円程度が相場です。やはり会社組織の場合は、他の会社員と利益を分け合うことになりますから、結果的にフロントエンドエンジニアの給料はフリーランスと比べると下がってしまうことになります。


■フリーランスのフロントエンドエンジニアの年収

一方フリーランスのフロントエンドエンジニアの年収は、720万円程度が相場です。(案件単価を単純に12か月分に換算)JavaScriptを使用した高度なコーディングができるとか、PHPでWordPressのプラグインを含めた開発ができるなどの付加的な知識があれば、高額案件を請け負うことができますので、相場以上の年収が見込めるでしょう。このあたりのことについては後に詳しく述べます。


フリーランスの場合は売り上げがそのまま収入になるわけではありません。売り上げから経費などを差し引いたものが実際の収入となります。フロントエンドエンジニアの場合、一般的にそれほど経費を必要としないケースが多いです。ただし案件によっては遠方であるとか、開発のために設備投資をしなければならないといった必要経費が発生することもあることを覚えておくとよいでしょう。


フリーランスのフロントエンドエンジニアの需要と将来性は?

プログラマー界は人材不足といわれていますが、それはフロントエンドエンジニアにおいても同じです。人材の確保が難しくなってきたため、フリーランスに仕事を依頼する企業がより一般的になってきました。この状況は、今後も拡大すると考えられます。

くわえてスマートフォンの普及や性能向上に合わせて、ウェブサイトの魅せ方なども変化し続けています。多くの企業でクラウドやAIを使うようになり、これまで以上にIT情報を活用する需要が増えていくでしょう。それと共によりリッチなUIも求められているので、トレンドに合わせた開発ができることがフロントエンドエンジニアに求められます。このようにフリーランスであってもフロントエンドエンジニアの需要は多く、将来性のある職種の1つです。


フリーランスのフロントエンドエンジニアで成功するために必要なスキルは?

フリーランスのフロントエンドエンジニアとして成功するためには、より多くのスキルを身につけておくことが重要です。クライアントが満足するよい仕事ができると、結果として次の仕事の受注に繋がっていきます。それでは、どのようなスキルを強化して、取り入れていくとよいかを紹介します。


■SEOの知識

SEO(検索エンジン最適化)に関する知識をもっておくことが望ましいです。SEOは、検索エンジンのアルゴリズムの判断に依存しているので、フロントエンドエンジニアは検索エンジンがどのように順位付けの判断しているのかを考慮しながらコーディングする必要があります。


検索エンジンからすると、ユーザーが検索しヒットする上位サイトは、多くのユーザーにとって有用な情報を含む「質のよいサイト」になっている必要があります。そのような観点からすると、検索したキーワードに関連して、良質な情報が掲載されているサイトであることが期待されます。また同時に、スマートフォンなどさまざまなデバイスからアクセスした際に、きちんと情報を見ることができるようなサイトでなければなりません。これらのことから、サイト内での使用する語句の割合や、htmlの文法どおりにコーディングされていることなどが検索エンジンの掲載順位の判断基準になってくるのです。


このようなSEOに関する知識をもってコーディングすると、結果的にユーザーのためになるサイトになることが多いため、その意味でもSEOの知識は欠かせないものだといえるでしょう。


■UI/UX設計の理解

UI(ユーザー・インターフェース)は、パソコンやスマートフォンに表示されるデザイン、フォントなど、ユーザーの視覚に届く情報のことを指します。一方UX(ユーザー・エクスペリエンス)はサービスの質に関連した部分で、サービスを通じて得られる体験そのものを指します。UI/UXはいずれもトレンドがありますが、最新のものはこれまでの使いにくかった点などの問題が改善されていることが多いです。

いずれにせよ、設計を見て、その設計の意図を汲み取り、かつ意図どおりに構築するスキルがフロントエンドエンジニアに求められます。そのため、UI/UXの観点から設計をよく理解することができるということがとても重要です。


最近のUIやUXの傾向として、機能面だけでなくデザイン面が重視されてきています。デザインやカラーコーディネートに関しては美的センスなどが重要です。このようなセンスを磨くためにも、良質なアートに多く触れたり、他の企業のサイトなどを見て勉強することが求められます。


■サーバーサイドの知識

サーバーサイドに関しては、本来はサーバーサイドエンジニアが受け持ち、サーバー側でおこなわれる処理やサーバー側のデータ管理をおこないます。フロントエンドとバックエンドでは異なるスキルや知識が必要なため、別々のエンジニアが担当するものですが、たとえ担当外であっても相互に知識をもっておくと、両者のコミュニケーションがスムーズです。


データベースの基本的な知識やバックエンドエンジニアが用いるSQL、開発するプログラミング言語の特徴などの予備知識として知っておくと、フロント側の開発にも生かしていくことができます。そのため、フロントエンドエンジニアにとって、サーバーサイドの知識をもつことは、とても大事なスキルといえます。もちろん、そのすべてを理解する必要はありません。


■CMSの知識

CMS(コンテンツマネジメントシステム)に関する知識も大切です。多くの案件を一から構築していると、膨大な時間と費用がかかってしまいます。CMSはあらかじめ必要な機能をシステムとして提供しており、案件ごとに加えたい機能はモジュールやプラグインとして追加することができるようになっています。よく使われる便利なプラグインの中には、利用許諾を守れば無償で使用できるものもあります。


たとえばWordPressは世界的にも有名で、オープンソースのCMSです。開発している人数も多く、比較的、利用しやすいといえます。ただしその分セキュリティーに脆弱性があったり、気軽に使える分制作単価が安かったりなどのデメリットもありますが、WordPressはテーマやプラグインも充実しており更新などもしやすいという大きなメリットがあるので、代表的なCMSとして知っておくとよいでしょう。


WordPressのシステムやデータは、データベースに格納されています。その既存サーバーのデータとどのように連動させるのかに関しては、バックエンドエンジニアの協力を得る必要があるでしょう。

CMSの知識や経験がない方は、たとえば自分自身の営業ツールの一つとして、一度WordPressなどを実際に利用してみることをおすすめします。その中でCMSの構造を学ぶことができますし、ユーザーが使いやすいように工夫したりする方法が見えてくることもあるでしょう。


■資格取得で、プログラミングのスキルアップを

フロントエンドエンジニアは、HTMLやCSSといったウェブサイトを構築する言語に対する知識をもっていることは前提条件です。とはいえ、これらの言語をどのように習得したかは人によりさまざまでしょう。きちんと体系的に学ぶというより、基礎的な部分にくわえて、都度必要な知識を継ぎ足してきたというケースも多いのではないかと思います。


言語の最新の文法はバグなどが修正されていますし、これに精通しておくと新しい機能を簡単な構文で表現できたりします。そのため、いつまでも使い慣れた古い文法ばかり使用するのではなく、最新のスキルに更新していく必要があります。

その際、どの部分を更新していくかを見極めるためにも、最新のウェブサイト構築に関する知識を体系的に得ることは重要です。たとえば「HTML5プロフェッショナル認定資格」や「Webクリエイター能力認定試験」などの教本などを勉強し、資格取得を目指すことは一つの有効な手段でしょう。


前述のとおり、多様な機能を追加するためにはJavaScriptやPHPといった多様な言語を扱うスキルが必要です。WordPressのようなCMSをベースとしたシステムを、カスタマイズしながら使用するスキルも必要になります。WordPressの場合はPHPがベースですから、「PHP技術者認定試験」の合格を目指して勉強することで、開発の幅を広げることができるでしょう。

また、資格があると自分のもつスキルをクライアントに理解してもらいやすいので、仕事も獲得しやすくなるでしょう。

このように関連した資格取得をとおしてスキルアップすることで、フロントエンドエンジニアとして仕事を成功へと導くことができるでしょう。


フリーランスでもフロントエンドエンジニアの高額案件を得るためには?

フロントエンドエンジニアとしてのキャリアを積み重ね、フリーランスとしてより安定した収入を得るためにも、高額案件を受託できるようになっておく必要があります。そのために、なにができるでしょうか。

それは一言でいうと、フロントエンドエンドエンジニアとしてのスキルに付加価値を与えるような経験やスキルを身につけることです。


フリーランスのフロントエンドエンジニアとして高額案件を得るために、マッチングサイトなどに登録し、高額の案件にエントリーすることになるでしょう。あるいは、直接企業に営業して採用してもらう場合もあるでしょう。いずれの場合にせよ、たいていはまず自分のフロントエンドエンジニアとしてのスキルや経験を伝える必要があります。採用担当者に得意分野や実績を具体的に伝えることになるでしょう。


では、その際に高額案件を獲得できるようには、どのような付加価値をつけておくことが重要なのでしょうか。いくつかを紹介していきましょう。


■マネジメントの開発経験

フロントエンドエンジニアの仕事は、サーバーサイドエンジニアと協業する必要があります。また通常はエンジニアの工程などの調整は、プロジェクトマネージャーが担います。しかしながら、案件の予算規模によってはプロジェクトマネージャーを雇い入れることができないということもあります。

そのようなケースにおいて、フロントエンドエンジニアの立場でありながら、並行してプロジェクトマネージャーの仕事をおこなえるようになると、「マネジメントの開発経験」という付加価値を生むことができます。


そのためにも、普段から協業しているプロジェクトマネージャーがどのような仕事をしているかを理解しておくことが大切です。積極的にプロジェクトマネージャーの仕事について学んでいくことにより、自身のマネジメントスキルを上げていくことができるでしょう。このようなプロジェクトマネージャーとしての経験やスキルは、高額案件を請け負える要素の一つになります。


■基本設計などの設計スキル

フロントエンドエンジニアは、ユーザーが使いやすいUI・UXの設計や、SEOを考慮した設計に基づき構築していく案件が多いです。このようなUI・UX・SEOに関するスキルを盛り込んだ設計が自分でできるようになるとよいでしょう。実際、フロントエンドエンジニアの立場から設計ができると、より自分のスキルにマッチした使いやすいものを提案することができ、実装する際にもイメージどおりのものに仕上げやすいです。

このように基本設計などの設計スキルを身につけることができれば、決められた設計どおりに構築するだけの案件だけでなく、設計段階から請け負う高額案件を成約することができるようになるでしょう。


■プログラミング言語を使用した開発経験

フロントエンドの部分は基本的な言語、たとえばhtmlやCSSだけでは、華やかさに欠けます。実装するためのパーツだけを使用するのであればアドインを使うという手もあるかもしれませんが、アドインの使用にはライセンスの問題やバグの問題、アップデートの問題なども付随してくるため、注意を払わなければなりません。アドインに頼らずUI・UXを意識した、より高度な開発を実現するためには、htmlやCSS以外のプログラミング言語も取り入れていく必要があります。


たとえばJavaScriptなどのプログラミング言語を使用すると、より効果的な開発ができるようになるでしょう。jQueryのようなJavaScriptのライブラリーは、比較的習得も簡単です。他にも人気のある、React.js、Vue.jsのようなJSフレームワークを取り入れることも大切です。

このようなプログラミング言語を使用して、幅広い開発経験があったり、リッチな動きなどを見せるサンプルを作成していたりすると、高額案件を獲得する際により有利になるでしょう。


■高額案件に見合う格好を

少し観点を変えて、高額案件をフリーランスに託す場合の、クライアント側の視点に注目してみましょう。担当者を含め、クライアント側は大きな予算を組んで高額案件を依頼するわけですから、それに見合うよい結果を期待します。この人に、あるいは、このチームに託しても大丈夫かということをよく検討するはずです。技術力があることは最低条件として、たとえば責任感がある人かどうか、信頼性があるかどうかということもポイントになってきます。

クライアントの信頼を得るためにも、弁護士にチェックしてもらうなどして、しっかりした契約書を作成しておくとよいでしょう。印鑑なども三文判ではなく、見栄えのよいものをもっておくことをおすすめします。


また高額案件を取るためには、服装やシューズ、バッグ、携帯するデジタルデバイス、その他の持ち物類も、高額案件を請け負うのにふさわしい格好にしておくとよいでしょう。身だしなみにお金をかけることができない人なのではないかと思われないようにすることが大切です。


記事まとめ

フロントエンドエンジニアのニーズは今後も増していくと思われます。フロントエンドエンジニアはバックエンドと違い、ユーザーの目に見える部分を扱います。そのため、常に日進月歩の技術革新に合わせて、柔軟にスキルアップしておく必要があります。


アイコン一つをとっても、立体的なものや、平面的なもの、多色から、シンプルなものなど、その見せ方は早ければ数年単位で変遷していきます。常に新しさが求められている仕事なので、そのようなトレンドに敏感になり、新しい技術に対する関心を持ち続けておかなければなりません。

そのような努力を惜しまずに、知識や技術を、幅広く、取り入れ続けていける方が、フリーランスフロントエンドエンジニアとして成功していくことができるでしょう。


高額な案件を獲得することで、フリーランスとして安定を得たいという方は多いでしょう。ここまで解説してきたとおり、高額案件を獲得するにはスキルや経験という付加価値をつけていき、それを簡潔に示すことができるようにしておくことが大切です。


最後に大切な点として、フロントエンドエンジニアは、一人だけで完結する仕事ではありません。クライアントやバックエンドエンジニア、プロジェクトマネージャー、案件によってはその他多くの職種のメンバーと共に働く必要がある職種です。他のメンバーに敬意を払いつつ、よりよいコミュニケーションを取ったり、他のメンバーの提案を気持ちよく受け取ったりする努力もまた、フロントエンドエンジニアとして成功する秘訣だということを忘れないでください。


この記事を書いた人

プロフィール

執筆者プロフィール:ウェブクリエイター 代表 江藤 義也(えとう よしや)

1971年生まれ。2002年10月よりウェブクリエイターとして、ウェブ制作、基幹システムやECサイト、各種業務システムの設計・開発・導入などを担当。プロジェクトマネージャーとして、多くのプロジェクトを担当。2010年7月に、フィルタリング推進機関に登録され、総務省主催の、インターネット利用の安心安全の分野の講演活動を取り組む。2019年に、ネット広告の方法に関する特許取得。ITコンサルタントして、中小企業の経営改革やシステム開発を手がけている。

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